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新春高校サッカーで感じたこと

今年の高校サッカー選手権、野洲高校と鹿児島実業高校の決勝戦は今まで見たことがない素晴らしい試合でした。

特に野洲高校の試合運びは、感動の連続でした。過去にサッカーの指導者はドリブルを多用する選手を嫌っていた傾向があったと思います。

「あの選手はドリブルをして持ちすぎるから他の選手と合わない」と云う言葉をよく耳にしました。

野洲高校の場合は、2,3人に囲まれてもドリブルで突破しようとする意欲が随所に見られたと同時に、他の選手のフォローの動きも素晴らしいものでした。
見ていて面白いサッカーだったと同時に、今後のサッカーの試合運びを大きく変える出発点になったと思います。監督さんも大学までサッカー経験がまったく無いとのことで、またまた吃驚しました。サッカーでの固定観念がないので(それが良いように作用して)あのようなチームを作ることが出来たのでしょうか。

「高校レベルでも、あの様な 『見ていて面白く、感動するサッカー』 ができるのだなー」と再確認しました。

サッカーを知らない人でも高校サッカーの決勝戦をみてサッカーファンになった方も多いのではないかと思います。いろいろご苦労はあったでしょうが、野洲高校の監督さんをはじめ、スタッフ、選手の皆さんに、ただただ感服するのみです。

2006-01-11 in おっちゃんコラム | Permalink

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